描きかけの動画、お蔵よりはせめて線画だけでも・・・。
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以下、不健全な読み物ものです。
烈が自家発電してる話です。(またか)
「自家発電」という言葉だけでどういう内容か分からない方は
閲覧をお勧めしません。
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前回から考えると短いなあ。そのわりにさくさくは書けなかったのですが。
(今回はBLではないけどちょっと烈→豪気味。
(前は場面設定とか、キャラの脳内設定を書いたりとかだったからだったのかな。)
あと、行数的に予想より少なくなった理由のひとつには烈自身の台詞ないからか。
作為があるわけではないのですが、ある程度「手馴れ」ている状態かつ、一人称を意識して書いたら自然とそうなっていました。
前の自家発電もの読んでなくても問題ないとです。
ero方向の内容ですので、
下世話な話が嫌いな方は読んでも怒らないでくださいね。)
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風呂に入れと母さんからの指令が来たけど、豪はリビングで寝こけていた。
夕飯食べてすぐ寝るなんてことしてると、太るぞあいつ。
あの感じだと、母さんに尻をたたかれても、パジャマをとりに行ったまま部屋で寝ちゃいそうだ。
お陰で、今日は一人で広々とお風呂に入れるかな。
■放電■
かっぽーん。
…なんて音、僕自身は聞いたことない。
父さんは、銭湯の音だなあって言ってたっけ。
あれって実際何の音なんだろう?
湯気がふわりと身を包む。
暖かさに安らぎを覚えて、上機嫌でシャンプーに手を伸ばした。
髪の毛を洗い終え、背中を流してさっぱりとした気持ちだ。
お陰で一瞬感覚の鋭くなった肌は、自分に湯気と冷気がまとわりつくのを
ざわざわと知らせてくる。
ざわざわと知らせてくる。
つづいて前側を洗おうと、石鹸のついた指で身体をすべらせた。
…ちょっと気持ちがよかった。
ううっ。なんか悲しい男のサガってやつだ。
こういったことを知ってから少し経ったけど、自重しないとなー。
でも、むしろ部屋でやるよりもここでやるほうが、後片付けも楽だしいいんじゃないか?
単なる性欲処理のための義務的なものなんだし。
よーし。
そう決めると、さっそく自分自身に指を絡めた。
押し殺し気味の自分の声が反響して、ちょっと恥ずかしい。
ある意味さっきまで全身に触れていたわけだし、
身体は火照っているからスイッチもすんなりと切り替わった。
などと気分を高めはじめたところで。
「ごっめーん母ちゃん! はーい!」
ごごごっごご、豪!?
おまえ何いまさら来てんの!?
なんかお兄ちゃんいま大変な状態なんだけど!
「烈兄貴、入るぜー」
豪は寝癖の付いた髪の毛をくしゃくしゃと掻きながら浴室に入ってきた。
母さんにおこられたとかぶつぶつ口の中でつぶやいて、湯桶を掴む。
「あれ、兄貴もさっき風呂来たんじゃねえの? ちゃんと身体洗ったのか?」
「お前に言われたくないよ。あったりまえだろ」
湯船に肩までつかりつつ、僕はしれっと即答する。
まあ前側は軽く流しただけど、その辺は飲み込んでおいて。
はー、中途半端なところで終わるわ、先に出るにも出づらいわ…。
びっくりしてちょっと萎えたから出ようかなー。
悶々としつつ何の気なしに豪を見やると、まだ髪の毛を洗っているところだった。
あいつはこんな悩みはまだないんだろうなあ。
あ、目にシャンプー入ってやんの。ばーか。
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結局豪が出るまで待って風呂をあがったら、正直ちょっと湯あたりしたらしい。
ちょっと頭がふらっとするから、いつもならちょっとテレビを見てから部屋に戻るところを、
今日は水を飲んだだけで上がることにした。
今日は水を飲んだだけで上がることにした。
やっぱり風呂だとぷらいばしーがないよな。
べつに毎日一緒に入らなくてもいいのに。
一息ついたらさっきやりそびれたのがまた蘇ってきたので、僕は手元にティシュを引き寄せた。
少し乱暴に刺激を与えて起こしてやると、のぼせていた頭から血が移動したのか、
湯上がりとは違う熱さが体に宿る。
湯上がりとは違う熱さが体に宿る。
手馴れた動作(というのも、なんだけれど。)で刺激を与えて、速やかに充血させた。
このまま出してもいいけれど、ぎりぎりまで焦らしたほうが感じることに気づいたので、
すこし気持ちをごまかして長持ちさせてやる。
すこし気持ちをごまかして長持ちさせてやる。
わざと遅く上下させたり、裏の筋をなぞりながら煽ったり。
あとは、袋をもって手の中で転がしてやれば、腰の力が抜けて、
――なんとも言いがたい気分になる。
気持ちいいような気持ち悪いような、まるで地に足が着いていないみたいだ。
柔らかいそこを右手と一緒に上下運動させてやると、
浮遊感と快感とがあいまって、悦楽を生み出す。
浮遊感と快感とがあいまって、悦楽を生み出す。
屹立したそこを無心に扱いているうちに、ふと、脳裏にいつもと違うことがよぎった。
大抵僕が自分を慰めている時、何かを思い浮かべながらということはない。
手から与えられる物理的な刺激を感じて熱を吐き出すだけだ。
でも、今日は、
あいつは、どうなんだろう。
血縁とはいえそんな下世話な、
それこそプライベートなことに対して気が行ってしまって、仕様がない。
それこそプライベートなことに対して気が行ってしまって、仕様がない。
さっき見た肌がうかぶ。
やんちゃで怪我もよくするあの弟は、外を毎日駆け回っているはずなのだが、
なぜか結構肌は白い。
なぜか結構肌は白い。
夏になると日焼けでよく痛がっていたのを思い出す。
あの肌にも、こんな汗が浮かんでいるのだろうか?
熱い吐息をもらしているのだろうか?
僕よりも、気持ちいいことをしているのだろうか?
想像の中で恍惚としてコトに耽る豪を思い浮かべたまま、僕は絶頂を迎えてしまった。