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描きかけの動画、お蔵よりはせめて線画だけでも・・・。
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なんかある日思い立って一気に書いた とても暗いというか黒いというか救いが無い文章
内容が二文字で表せば D V ってやつです。
載せようか載せまいかすごくひよっていたんですが載せてみる。
貧乏性ってやつでしょうか…

烈兄貴は暴力振るったりしない!
ましてや嗜虐心(加虐嗜好)なんてあるわけが無い!!!!
  と思う方は読まないことをお勧めします^^
  つまり振るってますし加虐です^^^^^^^
  愛情すらないんじゃないかこれ…。
もしくは、烈という名前自身は出していないので、烈豪じゃないと思って読むとか^^^

困ったことにこのブログ、テキストものだと恋愛感情のある設定のものが一個もありません。
(まあ絶対数自体ないけれどwww)
漫画モドキはネタものばっかりだしなあ、なんか偏りがあるねー。おとなしく椎名パロとかに徹した方がいいのかなぁ。
 
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熱中すると周りが見えなくなるなんて誰しもにあることなのだから
自分がおかしい訳ではないんだ
生物としての特性なのだ
そう自分に言い聞かせようとしている段階で気付いているのです。
己が異常なのではないかと。

普通って言わないで、なんてもう言いませんから、お願いです、人並みに戻してください。


□逆鱗□
 
きっかけは、ほんの些細なことだったかもしれない。
本気で僕が豪をはたいてみて残ったのは、手の痺れと(つまり向こうも相当痛かったはずだ)、やりすぎたか、という罪悪感だ。
僕を睨み返す豪の目は怒りに満ちていて、しかしこちらの怒りもすぐに失せてはいなかった。
口答えも煩い。喋り声を聞くだけですら厭わしい。
「黙れ」
一言で断絶する。
僕の命令然とした物言いに腹が立ったのか、弟はわざと文句を投げ返してくる。
もう一度、叩く。
豪の表情が歪んだ。痛みだけではないはずだ、理不尽さに対する憤りと不可解なことに対する怯えだろう。
仰向けになった豪のうえに馬乗りになっている僕は、反撃が来ないよう、豪の利き手も体と一括りにして抑えている。豪が暴れて逃れようと思っても、体重差で勝っているから無駄だ。
困惑をかき消すためか、罵倒してくる。
先ほどと反対の頬へと、裏拳で応じる。
漸く 静かに なった。

 
おかしい。
今日の自分はどうかしている。
いつもならば、一度はたいて説教くらいで済ましてやるのに、やりすぎだ。
そうは思うものの、豪の表情に、この罪悪感に、暴力を振るうたび暗い喜悦を感じている自分がいた。
――蚊に喰われた後を掻き毟る時の様だ。
一時の痒さに手を出してしまえば、後で酷くいたい思いをすることになる。小さな穿孔は大きな傷口へと広げてしまう。しかし、掻いてやる瞬間には脳内に快楽物質が分泌される。だから一回掻き始めると、一通り掻き毟らなければすっきりしない。
そう。ヒトなんて、もともと自分を破滅へ導くような脳内構造をしているのだ。
 
「目、開けてろよな」
もう一度、今度はこぶしを握って無造作に振り上げると、豪の顔に明確な畏怖が見て取れた。
勢いをつけてそのまま手を前に出す!

豪ののどの奥で悲鳴が押し殺された。強く目を閉じている。
なんて顔だ。
寸止めした手を下ろす。
ククッと低い笑い声が聞こえた。この悪趣味な笑いは誰だと口元を歪めて――気付く。今の笑いは俺だったのか。
きっと、快楽物質が分泌されているんだろう。
思いがけず哄笑しながら、うっすらと思い浮かべる。
蚊のときと違うのは、掻き毟られる側は豪で、脳内麻薬を享受する側は俺だということを。
降りかかる痛みというブレーキがない状態では、暴走は止められないであろうということも。
 
 
 
 
ただ殴ったり叩いたりでは、豪の反応がつまらなくなってきた。
叩いたときこそ反抗的な目にはなるものの、目をこちらに向けようとしない。ただただ、我慢の一途のようだ。

叩く”理由”――”お前が叩かれる理由”がなければ面白くない。新しい理由を探さなくちゃ。
俺の豹変に驚いたのか、豪は涙の滲んだ目を逸らして黙りこくるばかり。そうそう…、いつも従順でいれば、チームでも問題ないのにね。
大体、俺がこうなったのは、いつも俺を怒らせる豪がいるからだよ。いつもはお前が俺を叩く理由を見つけてくるもんな? 
そうだ、おまえ自身のせいなんだよ、豪?
かわいそうだけど仕方ないな?
 
ワンパターンな表情に飽き始めてはいたが、それだけの理由で楽にしてやるのは気に喰わない。それじゃあ――
と、目を離した瞬間、豪が俺を押しのけて逃げ出そうとした!
「…っ、このっ!」
あわてて、逃げる豪のズボンに手を伸ばす。力いっぱい引けば、豪は足を後ろに取られた形になり、あっけなく転倒する。
短慮な弟は、どう、と音を立てて床の上に伏していた。
あはは。俺から逃げるんだ。面白いことをしてくれる。
スーっと、真っ白な感情に支配される。音が遠ざかる。意識がシャープになっていく。ただただ破壊衝動のみがもたげている。純粋な衝動というのはむしろ無心なものだった。解き放たれた龍もこんな気持ちなのかもしれない。
先ほどと違い、力の制御も考えず殴りつけた。背中。後頭部。ひっくり返して腹と顔に手を向けたが、豪は顔の前に腕を交差させて必死に防御していた。そのガードのうえから殴る。俺自身の手にも血が滲んでいるかもしれない。
蹴りをかましてくるのを見切って、豪のベルトに手を伸ばす。外して、そのままベルトを手中に収めた。
豪が脚部へ手をおろすのと同時に、俺は大きな輪にしたベルトを豪の首にかける。
ギュウッ。
「痛ぅっ!」
聞く耳を持たず引き絞る。喉首にかけた左手を、豪が反射的に掴んで引き剥がそうとする。
圧倒的優勢になったことを実感し、息を吐く。自分の呼吸が荒くなっていた。殴っている間知らぬうちに息を詰めていたらしい、それだけ熱中していたのだろう。
体重をゆっくりとのせる。
かはっ。かっ、かはっ。喉を押されたことでむせ返る豪。
気道と頚動脈どちらもを阻害していたから、パニックを起こしている。
真っ赤な顔をして苦しむ豪を見ながら、自分の中のだれかが、可哀相、と言った。


  彼は苦しんでいるね、彼は可哀相だね。
  僕は楽しそうだね。やめる気はないのかな?
そうだよ、やめる気があるならやめているじゃないか。
いや、楽しいわけじゃ――ないけれど。
俺は僕に返答する。もがいている豪は、必死に(そう、傑作なことにまさしく必死なのだ、)言葉をつむぐ。
「助っ、け」
  そう…。でもそろそろやめた方がいいよ。
「くる、ひい、あに、」
どうして?
豪が苦しんでいるから?
  ううん、だって、
「はずせ、ひぬっ、し、ん、じゃ」
  だつて、おもちやがこわれたら、もうあそべなくなつちやうじやないか。
「…いや…だっ、頼、…めん、ごめ……さい、だから…タスケ…ヤメ…」
ああ、そうか…。
たしかにそうだと思い至る。じゃあ仕方ない。
残念な思いを感じつつ、手の力を抜く。絞めていた束縛の輪が緩んだ。




まだ豪は朦朧としているらしい。
小さくうめきつつ息を吹き返していく弟の頭を撫でる。先ほどまで喉笛にかけていた方の手で。
むせながらも酸素を貪って、少しずつ豪の呼吸は安定してくる。
苦しむ境遇に陥れたのは俺だ。

俺が身じろぎをするだけで身をすくめる豪。
いつも我侭な豪が縮こまる様は、ある種新鮮だった。
いつも見せない表情が伺えるのも、征服欲が満たされる――

――唾液を嚥下した瞬間我に返った。

己への嫌悪感による鳥肌が立っている。
俺は漸く、
今の状況に情欲すら抱いている自分に、懼れを抱き始めた。


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豪は訳分からんことに巻き込まれて災難だ。自然災害のごとく、「どうして」と問うても何の解決も無い。
Sな烈兄貴を書きたかった。というのと、なんかこー ストレスの発散として破壊衝動が湧くことって良くあるじゃないですかー^^ どっちにしてもテキストで書くと、うちの烈兄貴は豪の泣き顔とか嫌がる顔とか怯える顔とかが好物だよ!(ニコ!) 始めは文末でも脳内麻薬出っ放しな感じでしたが、ちょっと正気に戻りました。私も烈兄貴も。 哄笑とでもタイトル付けとこうと思ったのですが韓非にあやかって逆鱗としておきました。ちなみに逆鱗という故事成語は『韓非子』が初出ですが、「こんな伝承がある」という形で書かれています。つまりそれuso800というk(ry
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有効活用できるかわからないけど、つなビィをおいてみる。




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